aimy*log

とりあえず映画の感想。ほぼ邦画。

悪人

ほんとの悪人は誰? 人は一人じゃ駄目?
大切な人を守ることは必ずしも正しくはない?
自分を犠牲にすることはほんとに究極の愛?
真実から目を背ける人間の弱さは悪いこと?

みたいな、 一言では片付けられない
沢山のものが詰まってる悲しいお話でした。
色々考えさせられました。
妻夫木くんがあんな荒んだ演技が
できるようになっていて驚きました。
樹木希林の背中で泣きました。
岡田くんと満島きらりも文句なし。
深津絵里は素晴らしかった。

祐一、最後まで優しかったね。
嘘と孤独と優しさと矛盾を詰め込んだ不器用で悲しい一作。
孤独は嘘じゃ救えない。優しさで包むべきもの。

 

(映画館)